作家・脚本家として活動する加藤拓也さんは、まだ31歳という若さで実力者俳優の注目の的。
その才能を知る俳優は、こぞって加藤さんの作品に出たいと願うほどです。
そんな、加藤拓也さんはどんな人物なのか、プロフィールや経歴・学歴などを通してみていきたいと思います。
また、ホームレスだったこともあるようなので、そのあたりもあわせてお伝えいたします。
では、ご覧ください。
作家・脚本家 加藤拓也のwikiプロフィール!
- 名前:加藤 拓也(かとう たくや)
- 生年月日:1993年12月26日
- 年齢:31歳(2004年10月現在)
- 職業:作家・脚本家・映画監督
- 出身地:大阪府東大阪市
1993年生まれの加藤拓也さんは現在31歳です。
見た目が童顔なので、やり手の作家・脚本家とは見えないのも魅力のひとつですね。
加藤さんは、高校時代にはラジオやテレビ番組の構成作家として活動を始めており、20歳で『劇団た組』を設立されています。
また、ホームレス経験があるというのも面白いところで、これがのちに劇団設立につながっていきます。
では、まず加藤拓也さんの学歴から見ていきたいと思います。
加藤拓也の学歴!出身高校や大学!
加藤拓也さんの学歴についてお伝えします。
小学校・中学校に関しての情報は得られませんでしたので高校からお伝えいたします。
出身高校は興國高等学校!
加藤拓也さんの出身高校は、
です。
◇興國高等学校の偏差値は42~56となっています。
- 普通科スーパーアドバンス(56)
- 普通科プレミアムアドバンス(50)
- 普通科アスリートアドバンスコース(50)
- 普通科プレミアムアドバンスⅡ類(48)
- 普通科キャリアトライコース(45)
- 普通科アカデミアコース(42)
- ITビジネス科(42)
加藤拓也さんの通っていた学科は、公表されていませんでした。
作家デビュー!
加藤拓也さんは高校在学中の17歳の頃には、すでにテレビ番組やラジオの構成作家として演出を手掛けておられます。
並みの学生ではありませんね。
もともと、テレビやラジオが好きだったのかと思いがちですがそうではありませんでした。
実は野球少年だった!
僕は10代の頃、野球をやっていて、ほとんどテレビや映画を観ていなかったんですよ。
引用:CREA
これは雑誌のコメントですが、テレビや映画など見ないスポーツ少年だったというのですから意外です。
野球少年だった当時はの夢は、
スポーツ整体を習って、野球選手の付き人になる未来
引用:ananNEWS
ということで、しっかりやりたいことは見つかっていたんですね。
しかし、加藤さんは作家・脚本家として道を歩まれています。
生きていく中で、いろいろな発見があり夢が目標に変わっていく過程で、今の仕事が見つかったという事でしょうね。
大学には進学していない!
加藤拓也さんは高校卒業後、
高校卒業後はイタリアに渡り、ミュージックビデオの制作などを手掛け、映像演出について学びに行かれていました。
なかなかの行動力ですね。
作家・加藤拓也の経歴!ホームレス経験も!
では、まず加藤拓也さんの略歴を一覧でお伝えします。
- 2010年:17歳ラジオ・テレビ番組の演出を始める
- 2011年:18歳の時に、イタリアへ渡り映像作家として活動
- 2013年:『劇団た組』『わをん企画』を立ち上げる
- 2017年:シアタートラムにて『壁蝨』を上演
- 2018年:フジテレビ『平成物語』でドラマ初脚本
- 2018年:日本テレビ「部活、好きじゃなきゃダメですか?』で連続ドラマ初脚本
- 2019年:日本テレビ『俺のスカート、どこ行った?』で初のゴールデン帯脚本を全話担当
- 2022年:『わたし達はおとな』で長編映画監督・脚本デビュー
- 2023年:映画『ほつれる』で初の日仏合作映画・舞台『綿子はほつれる』を台湾で上演
- 2024年:ロンドンにて『Charing Cross Theatre』を演出家として上演
加藤拓也さん素晴らしい活躍ですね。
では、加藤さんの経歴について見ていきたいと思います。
原点は中学生時代のブログ⁉
加藤拓也さんは作家・脚本家として作品を常に生み出している訳ですが、その原点というものがあるのか調べていたところ、
ことがあり、
という事なんですね。
この時のブログ経験から、フィクションを書くようになり、次第に天職だと思えるようになっていったという事です。
なぜイタリアへ?
加藤さんは高校を卒業して後、MVを制作・映像演出を学ぶためイタリアに行かれています。
映像というところで見ると高校時代のテレビの演出の影響なのかもしれません。
ただ、加藤さんは現在は作家・脚本家として活動しており、中学生時代から書くのが好きだったようなのでMVというのがピンときませんね。
このあたりのことは、言及されていないのでわかりませんが、加藤さんにとってはプラスになることだったのでしょう。
ホームレスに!
加藤拓也さんには、ホームレス経験があるんです。
「MVを撮り終えてイタリアから帰ってきた後、少しの間、ホームレスをしていたんですよ。」
引用:ローチケ演劇宣言!
大坂に実家があるので帰る場所がないというわけでもないと思いますが、仕事の都合もあり東京に留まることを優先されたんでしょうね。
で、どうなったかというと、手を差し伸べてくれる方がいました。
それは、イタリアに行く前からの知り合いで、住む場所を提供してもらい、それがシェアハウスでした。
そのシェアハウスでは、家賃が払えないので押し入れに裸電球をつけて生活をしていたといいます。
昔の俳優さんの下積み生活のようですね。
そして、このシェアハウスで劇団運営を始めるきっかけができるんです。
『劇団た組』の設立!
加藤拓也さんは、2013年に『劇団た組』を設立しています。
それと合わせて『わをん企画』も設立。
TV番組、映像製作、PR&広告を、企画からフィニッシュまで行っています。
引用:わをん企画
『劇団た組』設立のきっかけはシェアハウス!
たまたま住むことになったシェアハウスのみんなが演劇をやってた。映画も演劇も、その手前には物語があるじゃないですか。物語がたまたま演劇になって、映画になったというだけです。
引用:CREA
ホームレスの後、住み始めたシェアハウスの人たちが演劇をやっていたという事ですね。
そこで、劇団を立ち上げようと思ったのがなかなかの行動力です。
また、みんなからの信頼もあってのことだと思うので、加藤さんはどこか人を惹きつけるものがあるんでしょうね。
しかし、5回目の公演で加藤さんは一人になっていまいました。
ターニングポイント!
一人になってしまった加藤さんですが、ここでターニングポイントが訪れます。
それは、
- 経営者としての仕事を極めて経営者になるか
- そのままクリエイティブな道を突き進むか
『劇団た組』を運営しながらも『わをん企画』の代表として活動する加藤さん。
これは、かなり迷われたそうです。
そこで出た結論は、
という事を決断されました。
その理由は、
- 会社を大きくすることに興味が持てなかったこと
- 自分の好きなことえお好きなタイミングでやれる方が楽しそうだった
ということで、やはり加藤さんは職人気質なんだなと感じます。
この時、経営者を選んでおられたら、悔いが残っていたかもしれないのでいい決断をされましたね。
2018年 ドラマの脚本担当!
作家・脚本家としてスタートした加藤拓也さんは、2018年よりドラマの脚本も担当されます。
初脚本は『平成物語』
初脚本は2018年放送のフジテレビ『平成物語』です。
フジテレビのスタッフ紹介で加藤さんのことを、
と、巨匠の名前を被してくるほど加藤さんが凄いということがわかりますね。
作品へのこだわりが手に取れるようです。
この『平成物語』では、第7回市川森一脚本賞にノミネートされています。
連続ドラマ初脚本は『部活、好きじゃなきゃダメですか?』
2018年には、日本テレビ系連続ドラマ『部活、好きじゃなきゃダメですか?』で初の連ドラマの脚本を担当されました。
このドラマでは、『平成物語』と同じように、
史上最年少三越劇場の作・演出という偉業を達成し、「灰皿を投げない蜷川幸雄」とまで評された最注目の若手演出家
引用:Amazon
と、絶賛されております。
この時、加藤拓也さんは25歳です。
着々と、作家・脚本家としての階段を昇られていますね。
2019年には、日本テレビ『俺のスカート、どこ行った?』で初のゴールデン帯の脚本を全話担当されました。
2022年『わたし達はおとな』で初の長編作品
加藤拓也さんは2022年、映画『わたし達はおとな』で
しました。
構成作家をやったり、ミュージックビデオとか短編作品、ドラマを撮影していました。だからいずれは長編を撮ることもあるのかなとぼんやりと思っていました
引用:CREA
ぼんやり思っていたという事は、やりたかったという事なんでしょうね。
加藤さんは監督・脚本家として、こう語っています。
わかんないけど僕が「このシーンは、こう」って外側のことを言い切ってしまうと、僕の代わりを演じることになってしまうじゃないですか。僕の役割は、あくまで役者が考えたり行動したりするきっかけを演出すること。
引用:PINTSCOPE
と語るように、加藤さんは俳優に「こうしろ」というようなことはせず、俳優が自由に考えて演じさせることに重きを置いているんですね。
実際に、撮影現場で俳優と加藤監督との話し合いなどは無かったそう。
ここで思い出せないくらい、どうでもいい話しかしてないです。
というように、俳優さんたちは伸び伸びと演技ができたんでしょうね。
こうやって、どんどん加藤拓也さんと仕事がしたいという俳優が増えていくんでしょう。
海外でも活動!
加藤拓也さんは、海外での活動もおこなっています。
2023年には、初の日仏合作映画『ほつれる』を制作。
2作目の長編映画になります。
そして、第45回ナント三大陸映画祭にて『DISTRIBUTION SUPPORT AWARD受賞』されました。
また、2024年には、ロンドンのオフウエストンドにあるCharing Cross Theatre で演出家として新作書き下ろし、上演しています。
海外でも加藤拓也さんの作品は高く評価されており、グローバルな活躍をされています。
今後の活躍にも期待です!
最後に加藤拓也さんの受賞歴を一覧でお伝えします。
- 2017年:『壁蝨』若手演出家コンクール2017にて優秀賞
- 2022年:NHK『きれいのくに』第10回市川森一脚本賞受賞
- 2023年:第30回読売演劇大賞優秀演出家賞
- 2023年:『ドードーが落下する』第67回岸田國士戯曲賞
- 2023年:『ほつれる』第45回ナント三大陸映画祭DISTRIBUTION SUPPORT AWARD受賞
- 2023年:Forbes JAPAN 30 2023受賞
- 2023年:第45回ヨコハマ映画祭 森田芳光メモリアル 新人監督賞
素晴らしいですね!
【元ホームレス!】作家・加藤拓也のwikiプロフ&経歴!出身高校や大学・学歴も調査!まとめ!
今回は、【元ホームレス!】作家・加藤拓也のwikiプロフ&経歴!出身高校や大学・学歴も調査!と題してお伝えいたしました。
加藤拓也さんって本当に凄い方なのだという事がわかりますね。
作家・脚本家として、その地位はどんどん上がっており、加藤さんの作品だから見てみたいという方も増えてくること間違いないでしょう。
今後の加藤さんの作品は要チェックですね!
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